【以下、取り急ぎ 10日】
とりあえず第一章のみ読了
うん、「歌月十夜」で短編を読んだ時感じた事を再認識。
作者の「短編」はしっかりしていると思う。構成/伏線の回収のされかた/文章のタッチ。
どれも
【このエントリ、後日追記します】
【以下、12日加筆分】
第二章から第四章まで読了
で、短編の構成力と伏線の張り方の妙技が、4編全部に張り巡らされていることに嫉妬。
手法的には、「謎を引っ張る→叙述トリックで肩すかし」を多重で使っているっぽい。
それも手が込み入りすぎて破綻していたりしないので、後で読み返さないでも思い返せる。
伝奇的な要素は、「人間の心の弱さが引き起こす奇異」及び「人間を超越していくことによる破綻」(ある日、スーパーマンになれたけど、心は人間のままなので壊れてしまう、という方向性。
月姫の吸血鬼同様に、人間が狩られるホラー)の両方を扱っているっぽく、今後どちらに振れて行くのか、または新たな方向を模索するのか気になる所
間違っても、現実の精神病理に一石を投じるような切り口で評してはいけないと思うのだが、身体と精神が通常のバランスを失う事が奇異を引き起こす事があるかもね、と軽く考えて読むべし。そんなことより構成の妙を味わうべきだし。
あと美少年のカイエ君は一体何者なんでしょう?ってところが今後の見所なのかな?